サークルもみじとは

神奈川県相模原市の要約筆記サークルです。

聴覚障害者のコミュニケーション方法としては手話がよく知られています。
しかし手話だけでは情報が得られない聴覚障害者はたくさんいます。
手話を主なコミュニケーション方法としている聴覚障害者は2割ほどです。

生まれつき聞こえないろう者の多くは日常的に手話を使いますが、言葉を覚えてから病気や事故などで聞こえなくなった中途失聴者や難聴者は日本語で育っていますから、文字で伝える方が伝わりやすいのです。

下のグラフが示すように、聴覚障害者は複数あるコミュニケーション方法の中からいくつかを合わせて情報を理解しています。
要約筆記もその中のひとつで、パソコンや手書きによりその場の話をその場で文字に変え聴覚障害者に情報を伝えます。
手話のわからない中途失聴者や難聴者にはとても大事なコミュニケーション方法です。

私たちのサークルでは定例会を開き、パソコン要約筆記・手書き要約筆記ともに学習の機会を設け、情報交換を行いながら活動しています。

平成30年度厚生労働省「平成28年 生活のしづらさに関する調査結果」(複数回答)


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定例会や学習会を通して、要約筆記に関する情報を共有したり技術を磨いたりしています。